会社の所在地は、本店として定款や謄本に記載されます。
まず、本店をどこにするかです。一般的には、事務所や店舗の所在地にしますが、自宅を本店とする会社も多くあります。自己所有の場合は問題ないのですが、賃貸の場合にはあらかじめ大家さんに確認をとる必要があります。
次に、本店所在地の定款の記載方法には、つぎの方法があります。
1.「千葉市中央区」のように具体的な番地を記載しない方法
2.「千葉市中央区生実町2534番地5」のように具体的な番地まで記載する方法
定款変更には、株主総会の決議が必要ですので、本店を移転する可能性が高い場合には、市区町村までとしておいた方がよいでしょう。